GMT針(第二時間帯表示針)を単独で可動させることができる独自機構を搭載し、最大で第3時刻までの読み取りを可能とするトラベラーズウオッチ「ロードマスター マリン GMT メテオライト」は、ブランドの数あるタイムピースの中でも高い人気を誇る。今回、このコレクションのバリエーション拡充を目的とし、グリーン×ブラック、レッド×ブラック、ブルー×ブラックの3つのベゼルカラーが新たに追加された。
本コレクションはモデル名が示す通り、文字盤にメテオライト(隕石)を採用。ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる神秘的な網目模様の結晶は、地球上では再現不可能とされ、生成に最低100万年を要する。地球外物質ゆえの極めて高い希少性に加え、模様がひとつとして同じでないため、1点ものの特別感が際立つ。この薄いグレーのような色味のメテオライト文字盤とコントラストの効いたツートンカラーでデザインしたベゼルを組み合わせたことで、シャープかつスタイリッシュなデザイン性が強調された印象だ。
文字盤には、やや大きめの“12・6・9”のアラビア数字とバーインデックスを配し、3時位置には日付と曜日を表示するデイデイト機能を設置。GMT針の先端や秒針、文字盤外周のインナーリングの一部はベゼルカラーと揃えたアレンジとなる。このインナーリングとベゼルには24時間目盛りが記され、GMT針と組み合わせることで3か国の時刻の読み取りが可能。針・文字盤に27個の自発光マイクロ・ガスライト、回転ベゼル目盛りにスーパールミノバが施されているため、いかなる状況下でも情報の読み取りはスムーズだ。また、ボール ウォッチ独自のGMTクイックセット機構も特徴で、ケース左側の2つのプッシュボタンにより、GMT針を1時間単位で前後に調整可能。8時位置のボタンで1時間戻し、10時位置で1時間進める操作が直感的に行える。
40mm径のチタン製ラウンドケースには、両方向回転式セラミックトップ・ベゼルを装備。ケースと一体感がある流麗なブレスレットは、チタンとステンレススチールのコンビネーションとなる。プロフェッショナル仕様ともいえる300m防水、5000Gsの耐衝撃性能、視認性を高めるサファイアクリスタルの反射防止コーティングなど、日常生活を力強くサポートする機能性も本機の大きな魅力。時計の心臓部には、スイス C.O.S.C.認定クロノメーターの自動巻きムーブメント、キャリバー RR1203-Cを搭載する。裏蓋はシースルー仕様となり、繊細かつ複雑なムーブメントの姿を心ゆくまで鑑賞可能だ。
今回発表された「ロードマスター マリン GMT メテオライト」の3モデルは、すべて世界400本の限定生産で、日本公式オンラインブティックのみの販売となる。洗練されたデザインと高機能を融合させ、隕石文字盤の希少性が際立つ魅力的なタイムピースだけに、ブランドの愛好家はもちろん、時計を愛する多くの人々の心を掴むことは間違いない。
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